ボランティアセンター
vol.24令和4年12月1日発行
新たなボランティア活動♪福祉教育サポーターのこと
昨年度からセンターは、社会福祉協議会(以下=社協)が推進している小・中学生向け福祉教育の取り組みに、地域のみなさんと一緒になって、より効果的な教育が実現できるよう「福祉教育サポーター養成講座」を実施しました。受講後は、福祉教育サポーターとしての活動が始まりました。
今回の特集は、9月から活動をしているサポーター、学校、社協が福祉教育を通して感じたことや思いを紹介します。
今後も、地域のみなさんと子どもたちが、福祉教育を通してお互いに「地域を知る・学ぶ」きっかけとしてセンターは応援していきます。
【福祉教育の目的とは】
「ふだんのくらしのしあわせ」を実現するため、それぞれの多様性を認め合い、「ともに生きる力」を育むための学びです。また、自己肯定感、自己有用観を育み、豊かな福祉観を持つことを目指します。
【福祉教育サポーターとは】
小・中学校等で福祉に関する学習を行う際、体験をサポートするボランティアです。
- 車いす、視覚障がい、高齢者体験での使い方サポートや体験中の声掛けや見守り
- 振り返りの時間でのサポート
- 生活や外出の様子、車いすや白杖などのアドバイス
夜須中学校での視覚障がい体験

写真:福祉教育サポーター 安藤さん
初めての白杖や誘導(ガイド)体験に少し戸惑っている姿もありましたが、体験を通して、気づきや相手のことを思いながら取り組む姿が良かったです。
三輪中学校での高齢者体験

写真:福祉教育サポーター 勝山さん
頭では理解していても実際に体験することで、自分が考えていたこととは違う不自由さを感じたと思います。
少しの体験かもしれませんが、自分の中に何かしら変化があったのではないでしょうか。「体験できてよかった!」「大変だった」、「おもしろかった」等の声を聞きました。
中学生にとってこの体験が、将来活かされると思います。
三輪小学校での車いす体験

写真:福祉教育サポーター用水さん
子どもに関わる活動に関心があり、初めて福祉教育サポーターとして参加しました。最初は、緊張しましたが楽しかったです。
地域のみなさんもぜひ一緒に活動をしてみませんか~。

写真:福祉教育サポーターY・Tさん、S・Fさん
介護職に従事する者として、子どもたちが丁寧に車いすを操作する姿を見られて、とても頼もしいと感じました。
子どもたちの、学ぶ姿勢がたくさんみられ、車いすについてもたくさん質問があり、これから先一人一人地域の人を助けられると思いました。
夜須中学校の生徒は、地域の方々に支えられながら成長しているのだと改めて感じました。
夜須中学校 二宮先生
福祉教育サポーターさんがいらっしゃったことで、子どもたちが安全に車いす体験をすることができました。
きめ細やかな声かけをいただき、ありがとうございました。
三輪小学校 髙良先生
福祉教育サポーターのみなさんは、子どもたちに寄り添い、優しく声をかけたり、安全に体験ができるよう熱心に取り組んでいただきました。私たちが、今までできなかった細やかなサポートが加わり、より充実した福祉教育になりました。社協)福祉教育担当者 安藤さん
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