通巻80号:令和5年8月1日発行
筑前町社会福祉協議会新体制のお知らせ
就任の挨拶

新会長 山本 秀二
この度、令和5年6月に開催されました理事会におきまして、川上会長の後任として社会福祉協議会会長に就任いたしました。
この3年間新型コロナウイルス感染症の影響により孤独や引きこもり、貧困、さらには地域における支え合いの希薄化など様々な課題が顕在化しています。また、経済状況では収入の減少などに加え、物価高騰が家計を圧迫しており、日常生活が困難な世帯の増加は深刻な社会問題となっております。
本協議会の令和5年度の事業方針として、このような複雑化した地域生活の課題に対応するため、一体的に支援できる体制を構築し、相談支援・寄り添い支援及び地域づくりに向け行政や社会福祉法人、地域住民、各種団体などの関係機関と協働して取り組んでまいります。
「住み慣れた地域でその人らしく安心して暮らせる豊かな地域づくり」を目指して、地域住民の皆様と緊密に連携・協力し、思いやりのある地域社会の実現に向けて役職員一同、尽力していきたいと思っております。
今後共、町民の皆様のご理解とご支援を宜しくお願い申し上げます。
退任の挨拶

前会長 川上 康男
令和3年6月18日より筑前町社会福祉協議会会長として、町民のみなさまに支えられ微力ながら努めてまいりました。この度、理事任期満了に伴い6月14日を以って退任いたしました。
任期中は、行政をはじめ区長会、民生委員・児童委員やシニアクラブ、ボランティアの方々、さらには、社会福祉協議会に深いご理解とご協力をいただいたみなさまに心から感謝申し上げます。
この2年間、新型コロナウイルス感染症による非常事態宣言のもと、感染対策として人との交流や外出自粛などで、これまで本協議会が進めてきた地域福祉の推進は中止もしくは延期せざるを得ない事業もありましたが、収入の減少で生活が困窮し、日常生活の維持が困難な世帯へ生活福祉資金特例貸付の実施や感染者に対する買い物支援など、迅速に対応することが出来ました。
今年1月以降感染症は減少傾向に向かい、コロナ禍前の活動が徐々に戻ってきました。これを機に新役員体制のもと、複合化・複雑化した地域生活課題に対応するため、一体的に支援できる体制を構築し、相談支援、寄り添い支援および地域づくりに向けた支援を、あらゆる関係機関と協働して取組んで頂くことを期待しています。
結びに、みなさまのご健勝と、社会福祉協議会のさらなる発展を祈念申し上げ退任のご挨拶とさせていただきます。
筑前町社会福祉協議会役員
任期 令和5年6月14日の、選任後2年以内に終了する会計年度のうち最終のものに関する定時評議員会終結の時まで
※役員の氏名につきましては、配布した紙面をご覧ください。
筑前町社会福祉協議会評議員
任期 令和3年6月の選任後4年以内に終了する会計年度のうち最終のものに関する定時評議員会終結の時まで
※各評議員の氏名につきましては、配布した紙面をご覧ください。