通巻79号:令和5年5月1日発行
令和5年度 筑前町社会福祉協議会
事業計画(抜粋)・予算
I. 令和5年度の方針
令和4年度は、受託事業である「在宅高齢者等配食サービス事業」、「敬老館食堂事業」の2つの事業が9月末に契約終了となりました。
長引くコロナの影響から、孤独や引きこもり、貧困、虐待、さらには地域における支え合いの希薄化など、様々な課題が顕在しています。
また、経済状況では収入の減少などに加え、物価高騰が家計を圧迫しており、日常生活が困難な状況にある世帯の増加は深刻な社会問題となっています。
令和5年度は、このような複合化・複雑化した地域生活課題に対応するために、一体的に支援できる体制を構築し、相談支援、寄り添い支援及び地域づくりに向けた支援を社協事業間で連携を行い、行政や社会福祉法人、地域住民などの関係機関と協働して取り組んでいきます。
住み慣れた地域でその人らしく安心して暮らせる豊かな地域づくりを目指して活動を推進します。
Ⅱ. 重点施策
- 法人運営事業の体制基盤整備に努めます。
- 各種相談事業による支援会議等を通じて、アウトリーチ等を行いながら相談者の支援に取り組みます。
- 災害に備え、災害ボランティアセンター設置運営マニュアルの見直しを行い、地域や関係機関と連携し協力体制づくりに努めます。
- 介護が必要になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができる町を目指し、地域での支え合い活動の推進に努めます。
- 町内の社会福祉法人や関係機関と一緒に、地域活動支援や生活困窮者支援に取り組みます。
- 筑前町地域福祉活動計画が令和3年に策定され3年目を迎え、計画の実現に向けて地域づくりを住民と共に推進していきます。
Ⅲ. 事業計画
1. 法人運営
社会福祉協議会は、民間組織であり住民参加による組織運営が要求されています。そこで理事会、評議員会の開催をはじめ、住民のニーズが反映できる組織体制の強化を目指し、公共性の高い民間組織となるよう効率化・適正化を図るとともに、事業運営の透明性の向上に努めます。
- 法人運営事業
- 組織運営及び機能強化
- 財務運営管理
- 個人情報保護法への対応
- 労務管理の強化
- 役職員の資質の向上
- 事務局体制の整備
- 広報活動の推進(広報・ホームページ)
- 広報誌発行(年4回)
- 町発行広報誌「広報ちくぜん」による広報・情報提供
- ホームページのリニューアル及び更新
2. 社会福祉事業
- 独自事業
- 心配ごと相談事業
- 受託事業
- いきいきサロン事業
- 放課後児童健全育成事業
- 障害者相談支援事業
- 障害支援区分認定調査
- コミュニケーション支援事業
- 在宅介護者の支援
- 資金貸付事業
- 日常生活自立支援事業
- ボランティアセンター運営事業
- 生活支援コーディネーター事業
- 共同募金配分金事業
A. 高齢者福祉事業
- サロン応援隊の育成(いきいきサロン)
- ひとり暮らし高齢者のつどい
- 聞こえのサポーター講座
- 敬老の日祝い事業
- 金婚お祝い事業
- シニアクラブ連合会への配分及び支援
- 遺族会への配分及び支援
B. 障がい者福祉事業
- 障がい者のつどい
- 大人のための手話体験講座
- 福祉用具の貸与
- 身体障害者福祉協会の配分及び活動支援
- 障がい者小規模作業所への配分
C. 児童・青少年福祉事業
- 小学生の福祉教育の推進
- 福祉協力校への配分
- 福祉教育用具の貸与
D. その他の福祉事業
- バス停管理・レクリエーション用具の貸与
- ボランティア連絡協議会への助成金配分
3. その他
- 社会福祉法人連絡会
- 社会福祉法人連絡会(施設長会)
- サポーター部会
- まちづくり出前講座
- 介護予防のための軽運動
- レクリエーション用具で遊ぼう!
- はじめてみよう!ボランティア活動
- 障がい福祉に関わる出前講座の作成
- 災害ボランティアセンター
- 筑前町災害ボランティアセンターの設置・運営に関する協定書の見直しを町と協議
- 災害ボランティアセンター設置・運営マニュアルの見直し